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資本金1000万円未満で会社を設立する消費税の免税メリット
会社を設立する際、資本金を1000万円未満に抑えることで、創業初期の消費税の納税義務を免除してもらえる優遇措置があります。
本記事では、資本金1000万円未満で会社を設立する際の消費税の免税メリットについて解説します。
資本金1000万円未満の会社設立における消費税の免税制度
会社を設立する際、資本金を1000万円未満に設定すると、原則として設立第1期と第2期の最大2年間にわたり消費税の納税義務が免除されます。
消費税は赤字であっても納めなければならない税金ですが、この免税制度を活用することで創業期の財務負担を大幅に軽減できます。
ただし、第1期の前半6か月間における売上高や給与支払額が一定基準を超えると免税の対象外となる場合もあるため、事前にしっかりとした事業計画を立てることが大切です。
消費税の免税措置によって得られるメリット
資本金を1000万円未満に設定し、消費税の免税事業者としての要件を満たすことで、主に次のようなメリットが得られます。
- 納税義務の免除により貴重な運転資金を手元に残せる
- 浮いた資金を設備導入などの初期投資へ活用できる
- 複雑な申告手続きが不要になり経理負担を大幅に削減できる
それぞれについてみていきましょう。
納税義務の免除により貴重な運転資金を手元に残せる
会社を設立したばかりの時期は、売上が安定せず資金繰りに苦労するケースが少なくありません。
消費税が免除されるメリットのひとつは、お客様から預かった消費税分を国へ納める必要がなくなり、そのまま自社のキャッシュとして確保できる点です。
これにより、不測の事態に備えるための貴重な運転資金を手元に残すことができます。
浮いた資金を設備導入などの初期投資へ活用できる
納税で消えてしまうはずだった資金を、事業を成長させるための投資へ回せることも大きなメリットです。
数百万円単位になることもある免税分の金額を、店舗の内装工事や最新設備の導入、あるいは集客のための広告宣伝費などへ積極的に投じることができます。
創業期のスタートダッシュを成功させるための原資として、この免除された資金は非常に有効に機能します。
複雑な申告手続きが不要になり経理負担を大幅に削減できる
消費税の計算や申告は専門的な知識を要するため、経営者にとって大きな負担となります。
免税事業者であればこれらの煩雑な経理作業自体が不要になるというメリットがあり、創業期の忙しい時期に本業へ集中できる環境を作れます。
また、決算時に税理士へ支払う消費税の申告報酬といったコストを抑えられる点も魅力です。
まとめ
今回は、資本金1000万円未満で会社を設立する際の消費税の免税メリットについて解説しました。
資本金を抑えて免税制度を適用させることで、手元に貴重な運転資金を残せるだけでなく、その浮いた資金を初期投資や広告費へと有効活用することが可能です。
自社の事業計画に合わせた最適な資本金額を決定するためにも、専門家である税理士へ相談することをおすすめします。
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税理士紹介
Tax Accountant
代表税理士五十嵐 知弘(いがらし ともひろ)
成長と成功のパートナー ”Client First”をモットーにしています。
明治大学卒
2001年にアーサーアンダーセン税務事務所(現KPMG税理士法人)入所。
同社にて上場企業、外資系企業への国内・国際税務サービス、連結納税・組織再編アドバイザリー、デューデリジェンス、富裕層への資産税関連サービス等、多岐にわたる業務に携わる。
外資系証券会社にて不動産ファンドの財務・経理に携わった後、桜田・五十嵐税理士法人を設立し、現在に至る。
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事務所概要
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